ジラウドのベース
確か、縦振動を調べていた時に行き当たったときには、衝撃を感じました。
初見でそのカッコよさに、買うならココのベースだろ!と思いましたよ。
いや、シェイプも格好いいですが、楽器に対して性能という言葉を使うのも疑問ですが、ここのベースさえ持っていれば他を見る必要なしと確信できる。自分を鍛えるのにも良し、レベルが上がった後もきっと追いつけない程の高性能。
このベースのためなら金貯めるのも苦にならん!きっと一生モノになるだろう!といきり立ちました。
が、しかし。
工房主がご病気をされたため、現在入手できるのかよく分からない状況。
在庫があるような、単にホームページを更新できてなくて、本当は在庫はないのかもよく分かりません。
更に調べてみると、ヘタクソには敷居が高いというか、ヘタクソには売ってくれない感を感じたり。
いずれにしても遠すぎて、様子を見に行くことも出来ませんし、ジラウドのベースが欲しい、弾きたいという気持ちは封印することに。
一刻も早く愛器となるベースを手に入れなければならない状況で、現実的でない理想は邪魔でしかなく、どうせ手に入らないヴィンテージみたいなモンと言うことにしました。
あと5年程早くベースを再開していたら。と残念で仕方がありません。
在庫さえあれば、ヘタクソにだって売ってくれただろうし。
封印したとはいえ、この気持ちは何かにつけて出てくる厄介な存在になりそうです。
フェンダーのプレベ(PJ)。こいつに全く不満はないのですが、一生これ一本と思い切れるか?と問われれば、もちろんとは言えないのが正直なところ。
そりゃあ、ラッカー塗装には憧れがあるし、工場の流れ作業で作られた、誰の想いも込められていない楽器だしなと思わなくはない。
そう考えたとき、ジラウドのベースはとんでもなく安いことに気付くはず。
まさかの中古を見つけたりなんかしたら、借金してでも買ってしまいそうです。
それも正直な気持ちですが、当分はこのプレベを弾き続けることも大切なことだとも認識していると同時に、ほかのベースの音を知らな過ぎることも問題よねと。良いのか悪いのか分からんのですよね。
課題が多くて、少しずつクリアしていくのが面白そうです。