ボディー材が2Pか1Pか
どっちがより良いのかって話。
自分のPJプレベのボディー背面を眺めてて気付いたのが、1P構造だと言うこと。
ヴィンテージのプレベがネットショップに掲載されてたりするのを見てると、2P構造が多いな〜って印象を持っていたんで、少し驚きました。
2P当たり前だと思っていたので。
いや、超高額設定のなんか見てないから1Pあるんでしょうけど。
大昔の方が良い木材が豊富で、乾燥期間も長く取れたし、熟練のビルダーが丁寧に仕上げたってのが通説だったと思いますが、じゃあ何故2Pが多いんでしょうね。
工作機械の性能も上がって、ISOとかの品質マネジメントシステムが普及している現代よりも、大昔の方が良いモノを作っていたなんて、個人的には眉唾としか思えません。
ヴィンテージなんて若干妄想入ってなぁい?と。
まぁプロのアーティストが好んで使っているんだから、良いモノが現存している事も事実だと認識していますが、私如きに手が届く範囲の価格帯に設定されるヴィンテージは、多分手に入れても手放しで大喜びしていいモノでは無いように思います。
本音としては憧れはあるんですけどネ。良いとされてるヴィンテージプレベの音が知りたいし、現代生まれの楽器と比較もして、自分なりの答えが出せたら最高じゃないですか。
ただ。ですね。日本ならまだしも、アメリカっすよ?しかも大昔の。
日本なら宮大工に代表されるような緻密で堅実な仕事を、それこそ大昔からやっていた証拠が有りますが、USAですよね。
確かに新しいモノを作るのは欧米じゃん?って言われれば全くもってその通りだと思います。
ですが、良い手仕事をするイメージがありますか?
欧米の製品を用いて仕事をする事もたまに有りますが、チョット酷い仕上がりなんですよね。
しかも不具合を指摘すると、それでも動いてるんだから問題あるか?とか言いよるんですよ。
そう言う文化なんですよ。
まぁその大雑把さがエレクトリックな楽器に丁度良かった部分もあったのかも知れませんが。
緻密で複雑な加工が必ずしも良い音を出すとは限らないですもんね。
結局何が言いたいかと言えば、ヴィンテージだからって全ての個体を極端に有り難がるのは危険ではないかと言うこと。
安いなら尚更。
現代生まれでも、1ピース接着無し、1枚板のボディーをフェンダーが作ってくれるなら、それでいいんじゃないかと思います。
ちなみに塗装はポリウレタンです。
ヴィンテージのようにラッカーが欲しい場合には、コイツの倍近い価格になりまして、それはいつになれば買えるの?状態です。
とは言えソコソコ鳴るようになってきたと思うので、1年後が凄く楽しみです。
毎日弾いて、一緒に成長したい、成長できるって素晴らしいなぁって思います。