BX-5の仕様
BX-5について調べてみました。
1986年から、1995年の約10年製造されたヘッドレス5弦ベース
定価は111,000円
カラーはブラックかホワイト
メイプル+マホガニーの5重多層構造860mmスケールのスルーネック
指板はストライプドエボニーの24F
ボデイ材はナトー+メイプル+マホガニー
ヤマハオリジナルのハムバッカーPUを2基搭載
コントロールは2ボリューム・1トーン(バイサウンドシステム)
オリジナルデザインのダイカストブリッジ
大変良い材の多層構造で、ネックの剛性も高い
トーンノブのプッシュアップによるコイルスプリット(コイルタップ)
パッシブでも幅広い音作りが可能
らしいです。
ハムバッカーPUは4弦用。オイ…4弦版のBX–1のピックアップですよね。
ちょっとこの辺が、このベースを信じきれない原因。
4弦用PU使います?どのポールピースがどの弦をどの様に担当しているのでしょうか。
なんか出音が不安定に感じるのはこの辺が原因かも。
バータイプのPUに交換するのは有効なのでしょうか。
バータイプって何なのか知りませんが、調べてみると面白いかもしれませんね。
さて、約30年放置したベースです。
当然弦はユルユルにしておきましたが、立て掛けてあったのでネックへの影響が心配。
取り敢えず弦を外して、全体的にクリーニング。
本当にピアノのような塗装なので、全く傷んでいませんでした。
しかしながらピックアップを押し上げるスポンジがガチガチに固まっていたので、仕方なく台所用スポンジを良い大きさに切って、ピックアップの裏側に両面テープで貼り付けて取り付けてみました。
ちゃんとピックアップの高さ調整が出来るようになったので、意外と使えます。が。
フワフワすぎてボディーの振動がPUにちゃんと伝わらない事で、音は変わってしまったかもしれません。密度高めの良い緩衝材に出会えたら、替えてみたいと思います。
替えの弦などありませんので、しかたなく再使用してチューニングし、ネックの反り具合を確認調整。
この時は取りあえず真っ直ぐを目指したはず。
再度チューニングして弦高とオクターブ調整し、回路に錆び付き、ガリが出ない事を確認して終了しました。
30年放置しても、普通に調整できるだろうと根拠なく安易に考えていました。
本当は運が良かっただけだったり、偶然そんなに悪い保管状態でなかったのかもしれませんが、ソリッドな楽器って、そんなに弱くもないとも思います。
後日楽器屋のある都会へ行った時に、弦とピック、ストラップを買いました。
弦交換時にチョイ順反り、弦高も高めに調整してみました。
PUはチョイ下げ目にして、弦の振動スペースを作ったイメージ。
まぁそんなに悪くない状態だろうと感じては居ますが、どうでしょうね。
フロント側の音が好きなのでフロントメイン、リアをチョイ足し、トーンは1くらい?
トーンがよく分かっていないですが、0が素に近い音で、10に行くほど高音を削ると言う事だと思っています。この辺、本当にまだ良く理解していない。
トーンを上げると低音感は増すのだけど、音の立ち上がりが遅くなる様に思うのは、コイツの見た目通り、中音メイン。低音なんかそんなに出てないからだと推定。音の主成分を削られたら、そりゃ遅くなるのかなと。
コイルタップ時の音はジャギジャギ感が強くてチョッパー向き。
今はスラップと言うのでしたね。
これって擬似JB状態なのでしょうか。
知らない事が多過ぎるけど、今はネットがあるから絶望感は無いのが救い。
もっと知りたいですね〜